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アレコレつまみ食い国語‐古典文法マスターへの道⑪‐

2015年06月17日

形容詞・形容動詞の音便変化について

 

形容詞の音便変化は

1. イ音便…形容詞の連体形(~き)+体言

(例)美し花→美し

2. ウ音便…形容詞の連用形+動詞・「て」

(例)美して→美し

 3. 撥音便…形容詞の連体形(~かる)+終止形接続(ラ変型には連体形)の助動詞

(例)美しかなり→美しかなり

 

 

形容動詞の音便変化は

撥音便…形容動詞の連体形(~なる)+終止形接続(ラ変型には連体形)の助動詞

(例)静かななり→静かななり

この変化のみとなります。

 

特に撥音便化の場合、下に「なり」が接続する場合、その「なり」は終止形接続の伝聞推定「なり」だということが一目でわかるので、「なり」の識別に繋がります。

覚えておきましょう。