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受験英語教えて110番 No.24 「前方照応のthisとthat)」

2015年7月6日

Q. 英文で前文の内容を受けるのに、thisやthatを使うことがありますが、どちらを使ったらよいのか、何か”きまり”みたいなものはあるのですか。

A.  実は、”きまり”はありません。「意識の問題です。」こう答えてしまうと、実も蓋もありませんので、もう少し納得のいく説明をさせていただきます。前文の内容などを受けることを「前方照応」と言いますが、これにはthisやthatだけでなくitも使われることがあります。この使い分けについてはかなり微妙な“心情的な”要素が絡んできますので、規則とまで言えるものがないのが現実です。まずThisですが、これは受ける内容が”話者領域(意識の中で筆者あるいは話者と関わる領域)”に属すると考えられる内容をうける場合(Ex.1)に使われます。そしてthatですが、これは反対に“他者領域(意識の中で筆者あるいは話者とかけ離れた領域)”に属するような内容をうける場合(Ex.2)に使われるということです。
 Ex.1 Mary looked at my bag. This was because it had been given by her.
 (メアリーは私のバッグをみた。これは、そのバッグが彼女からもらったものだったからだ。)
 Ex.2 Mary won the first prize. That surprised her mother.
 (メアリーは1等賞になった。そのことが母親を驚かせた。)
Ex.1のThisは「メアリーが私のバッグを見た」ことを指すわけですが、なぜThisを使ったのか考えてみてください。この英文が表している状況を考えると、二つのことが分かります。一つは「私」と「メアリー」は現場に一緒に居たこと。もう一つは、「私」と「メアリー」は少なくとも他人ではないこと。このように考えれば「私(話者)」にとってMary looked at my bag.という行為は“話者領域”と考えるのが自然ということになります。
一方Ex.2ですが、これはEx.1と決定的に違うことがあります。つまり、ここでの「私(話者)」は第三者であり、現場には登場していないということです。このように“話者”が第三者として“他者領域”を扱うときこそThatを使うということになります。
itについは次週詳しく説明していきたいと思います。

 

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