二種類の敬語の意味を持つ語の見分け方③
最後に、丁寧語・謙譲語2つの意味を持った「侍り・候ふ」を紹介します。
侍り・候ふ
【丁寧語】…<本動詞>います・あります・ございます
<補助動詞>~です・ます・ございます
【謙譲語】…お仕えする・伺候する
まず、補助動詞の用法では、丁寧語の「~です・ます・ございます」しかありません。
問題は本動詞での意味ですが、基本的には丁寧語の「います・あります・ございます」で使われます。
しかし、目的語に貴人や貴人がいる場所がある、または補える場合は謙譲語の「お仕えする」の意味があります。
まずはこれらの敬語の2種類の意味を完璧に覚えましょう。
そしていろんな要素を探し出して、どの意味があてはまるのか確実に選べるようにしましょう。
