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受験英語教えて110番 No.42 「hearとhear of (about)」

Q. I was relieved to hear his safe arrival.(私は彼が無事に到着したことを聞いて安心した。)この場合、hearの目的語としてhis safe arrivalが使えない理由を教えてください。

解答・解説

A.今回の質問に答える前に、hearの使い方のよく分かる例文を3つ見てもらいます。
 Ex.1 I heard the sound of a violin.「私はバイオリンの音を聞きました。(バイオリ ンの音が聞こえました。)」
 Ex.2 I want to hear about your country.「私はあなたの国について色々話を聞きたいと思います。」
 Ex.3 I’ve never heard of such a thing.「私はそんなことは一度も聞いたことがない。」
Ex.1 はhear+「目的語」の形になっていますが、このようにhearが「目的語」を直接とる時、その「目的語」は“直接耳にすること(物)”、言い換えると“実際に(主語が)耳で聞いたこと(物)”に限られるということになります。実はこれが今回の質問にたいする答えです。つまり、実際に“I”が耳にしたのはthe news of his safe arrivalであったはずです。ですから質問の英文を正しく書き直すとI was relieved to hear the news of his safe arrival.ということになります。また、聞いたことをそのままthat節で次のように表すこともできます。I was relieved to hear that he had arrived safely.
またEx.2やEx.3は基本的には「他人から~のことを聞く」という意味を表しますので、質問の英文をI was relieved to hear about ( of ) his safe arrival.とすることもできます。
 ついでながらhear about ~とhear of ~について一言お話しておきますと、hear about が「~について色々話を聞く」のに対してhear of ~ は「~の噂を聞く」という情報量の多寡の違いがあるということと、さらにhear of ~ については「~の存在を耳にする」という意味でも頻繁に使われることがあるので注意が必要です。つまり例文Ex.3は「私はそんなことが有ったという話は聞いたことがありません」という意味にも取ることがきるということになります。微妙な違いではありますが、より正確な理解のためのマメ知識として覚えておいてください。
 ちなみに今回のhear, hear about, hear ofの関係は、No.12でも取り上げましたknow, know about, know ofと同様です。そちらも是非もう一度確認してみてください。

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