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アレコレつまみ食い国語‐古典文法の問題にチャレンジ!⑥<解説編>‐

2016年1月13日

「ぬ」「ね」の識別

以下の下線部の助動詞を文法的に説明し、現代語訳しなさい。

 

1.「とくとくおのおの漕ぎ戻り

2.言い広めもてなすこそまたうけられ

3.など覚め

 

 

 <解説>

「ぬ」「ね」の識別の公式をまずお教えいたします。

  1. 未然形+「ぬ」+名詞・連体形接続の語→打消しの助動詞「ず」の連体形
  2. 連用形+「ぬ」+。・もしくは終止形接続の語→完了の助動詞「ぬ」の終止形
  3. 未然形+「ね」+已然形接続の語→打消の助動詞「ず」の已然形
  4. 連用形+「ね」+。→完了の助動詞「ぬ」の命令形

 

これをもとに見ていきましょう。

1.「とくとくおのおの漕ぎ戻り

「ね」の上の動詞「戻り」は「戻る」(ラ行四段活用)の連用形です。

さらに、文末に来ているので、これは完了の助動詞「ぬ」の命令形とわかります。

 

訳:早く早くそれぞれ漕いで戻ってしまえ。

 

2.言い広め目もてなすこそまたうけられ

「ね」の上の助動詞「られ」は助動詞「らる」の未然形か連用形です。

どちらかこのままでは判断できないので、他の要素で考えなければなりません。

「ね」の後ろが「。」で文末に来ているので、、、と完了の助動詞「ぬ」の命令形にしてしまうと、これは不正解になってしまいます。

なぜなら、この文章の中には「こそ」という文末が已然形になる係助詞があるからです。

「こそ」があるため、確実に「ね」は已然形ということになります。よって、この「ね」は打消の助動詞「ず」の已然形です。文末の「ぬ」「ね」が出てきたときは、係り結びに注意しましょう。

 

訳:言い広めて騒ぐことは受け入れることが出来ない。

 

3.など覚め

「ぬ」の上の動詞「覚め」は「覚む」(マ行下二段活用)の未然形か、連用形です。

また、これだけではどちらなのか判断できません。「ぬ」は文末にありますが、ここでも落とし穴があります。

疑問詞「など」は、「や」「か」などの係助詞がなくても、文末が連体形になるのです。「など」が文頭にある時点で、この「ぬ」は連体形となります。

よって、「ぬ」は打消の助動詞「ず」の連体形となります。

 

訳:どうして目覚めないのか。

 

まずは、「ぬ」「ね」の接続を見て、それだけでは判断できない場合は他の要素から推測していきます。知識を確実にして、根拠を探していきましょう。

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