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受験英語教えて110番 No.76「as … as any (other) ~」

2016年7月18日

Q. ① He is as good as any player on our team.このような英文を見かけましたが、正しくはotherを入れて ② He is as good as any other player on our team.となるのではないのでしょうか。

A. 結論からいいますと①も②も正しい英文です。しかし論理的には、両者は若干の意味の違いがあると言えます。それぞれ①②を日本語に直してみると、①は「(我々のチーム外の選手の)彼は我々のチーム内のどの選手よりも優秀だ」となりますし、一方②は「彼は我々のチーム内(彼を含めて)の他のどの選手よりも優秀だ」ということです。どうでしょう、分かりますか。②では明らかに「彼」がチームの一員であるのに対して、①では「彼」がチーム外(他のチーム)の選手である可能性がでてきてしまいます。これがany ~とany other ~の基本的な違いということです。
 
なお、①のany other ~は比較的狭い限られた範囲での比較に用いられるものであるのに対して、明確な範囲がなかったり比較対象が広範囲に及ぶもの、あるいは慣用句的なものではotherを入れない形が用いられる傾向があります。
 Ex.1 This is as beautiful as any flower.「これはどの花よりうつくしい」(明確な範囲がない)
 Ex.2 He is as rich as any man in this country.「彼はこの国の誰よりお金持ちだ」(比較対象が広範囲)
 Ex.3 He is as brave as any man alive.「彼は世にもまれな勇者だ」(慣用句的な表現)
また、今回のotherを入れるか入れないかは、~ er than any (other) ~という構文ついても言えることです。
 Ex.4 Our teacher is taller than any student in our school.「私たちの先生は学校のどの生徒よりも背が高い」
 Ex.5 Tom is my classmate, and he is taller than any other student in my class.
「トムは私のクラスメートです。彼は私のクラスで他のどの生徒よりも背が高い」
Ex.4、Ex.5をみれば違いがはっきりするのではないかと思います。Ex.4のour teacherは生徒ではないので当然クラス外の人ですからotherは入れませし、Ex.5のTom (he)はクラス内の人ということでotherが入るということです。
 ただ現実的な視点で色々英文を見て行くと、otherを抜いた表現が意外にも多く見られることに気が付きます。これは、言葉の本来の役割、つまり「コミュニケーションの一手段として機能して誤解を生じない限りでは多少の省略や単語の脱落は許容される」というものです。そして、それがいずれ正用法として定着していくことにはなるのですが、いつも言っているように、学習者としてはまずは“基本的なルールを学んでおく”ということがとても大切なことだと思います。

 

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