大学受験なら東京都渋谷区の予備校「aps」へ!合格エンジンつけます。

平日・土曜・祝日/13:00-21:00 日曜/13:00-18:00

0120-428-852

お問い合わせ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アレコレつまみ食い国語‐単語の意味を推測しよう!⑧<解説編 前編>‐

2016年9月14日

↓先週の問題

《問題》

下線部の敬語の敬意の方向をそれぞれ答えなさい。

月日経て、若宮(宮中に)参り 給ひぬ。

 

《解説》

まず敬語の3種類のそれぞれの役割を把握しましょう。

尊敬語:その文章の主語を敬う

(例)親王、おほとのごもらで明かし給うてけり。

→親王が主語なので、敬意の対象は親王。

 

謙譲語:その文章の目的語を敬う

(例)大納言に申さばや。

→大納言が目的語なので、敬意の対象は大納言。

 

丁寧語:丁寧語を使った相手を敬う

(例)大納言、大将に「よき酒はべり」と申し給ふ。

→「はべり」が大納言が発した会話文中で、相手が大将なので、敬意の対象は大将。

 

敬意の対象はこれで網羅できましたが

誰からの敬意なのかということも理解しなくてはなりません。

これは2択になります。

 

①地の文章(会話文以外)はこの作品を書いた作者からの敬意。

②作品の中の人物が発言した文章(会話文中)はその発言者からの敬意。

 

それでは、問題の文章の敬意の方向を考えていきましょう。

月日経て、若宮(宮中に)参り 給ひぬ。

まず、この文章は誰かの発言と見受けられる描写がないことから、会話文中ではなく地の文章となります。

よって、傍線部どちらも敬意の発信者は「作者」と考えられます。

次に、誰に対しての敬意なのか。

「参り」の敬語の種類と訳し方を見てみましょう。

参る…「行く」の謙譲語。意味は「参上する。」

謙譲語であるということがわかるので、誰の所に参上したのか考えてみます。

直接的な目的語はありませんが、(宮中に)とあることから、そこにいる一番偉い人であるのところに参上する、と推測できます。

よって、傍線部の「参り」の敬意は

作者から 帝に対して

ということがわかります。

 

「給ふ」の解説は来週行います。

 

 

 

個別説明会のお申し込み・お問い合わせ

電話でのお問い合わせ

平日・土曜・祝日/13:00-21:00 日曜/13:00-18:00

0120-428-852