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アレコレつまみ食い国語‐古典文法の問題にチャレンジ!⑫<解説編 前編>‐

2016年10月5日

先週の問題↓

《問題》

例文の傍線部の敬語の用法と同じものを、以下の選択肢の傍線部から選べ。

 

<例文>帝、御衣を脱ぎてたまふ

イ:人目も包まず泣きたまふ

ロ:舎人などたまはる際はゆゆし。

ハ:いみじう感ぜさせ給ひて、禄たまふ

 

《解説》

例文の「たまふ」の用法を見てみましょう。

<例文>帝、御衣を脱ぎてたまふ

 

前回の問題に引き続き、敬語「給ふ」にまつわる問題ですが

「給ふ」は本動詞と補助動詞の2種類の用法があります。

用法の見分け方は、「給ふ」の前に動詞の連用形が来ているかどうかですが

この場合、「脱ぎて」は「脱ぐ」という動詞と「て」という接続助詞がついたものなので

これは単独で成立している本動詞の「給ふ」ということがわかります。

 

では、選択肢のイを見てみましょう。

イ:人目も包まず泣きたまふ

「たまふ」の前に「泣く」という動詞の連用形がきているので、

これは補助的に尊敬の意味を添える補助動詞の役割をしています。

訳すときは「お泣きになる」「泣きなさる」となります。

よって、例文の用法にはあてはまりません。

 

次はロを見てみましょう。

ロ:舎人などたまはる際はゆゆし。

この場合、「たまは」ということは給ふの未然形と考えることができますが

その後ろの「る」に注目してください。

動詞にくっついているということは助動詞の可能性もありますが

未然形接続で「る」という形をとる助動詞は存在しません。

実はこれは「たまはる」という一つの敬語です。謙譲語で、「いただく」という意味を持ちます。

よって、これも例文の用法には当てはまりません。

 

では最後の選択肢はどうでしょうか。

また来週に続きます。

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