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アレコレつまみ食い国語‐勘違い注意!漢字シリーズ②<解説編>‐

2017年02月22日

↓先週の問題

【問題】

傍線部のカタカナを漢字にしなさい。

 

①芸術のキョクチに達する。

キョクチを探検する。

キョクチ的な気候。

 

<解説>

まず①のキョクチ。「キョクチに達する」という表現で使われます。

意味は『これ以上越えられない点に達すること』を表します。

『限界になる』『極みに達する』などとも言いますが、「到達できる最高の境地」という意味で

「極致」という漢字を書きます。

なにかの分野で力を尽くしてその極みにたどり着く、ということです。

 

②のキョクチは「~を探検する」という言葉から、場所だと伺えます。

「一番果ての場所」という意味で「極地」という漢字を書きます。

主には南極や北極をさしますが、「日本の極地」など表現すると、日本の最果ての場所、たとえば北は「宗谷岬」、西は「与那国島」をさすことになります。

 

③のキョクチ、これはよく天気予報で耳にするのではないでしょうか。一番身近なキョクチかもしれません。

「限定された範囲の地域」という意味で「局地」という漢字を書きます。

天気予報でアナウンサーが「局地的な大雨に見舞われ・・・」なんて言ってますよね。

 

このように「キョクチ」も様々です。

皆さんも漢字の知識のキョクチに達するために、一緒に学びましょう!