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受験英語教えて110番 No.114「代名詞のitとone 」Part 2

2017年5月8日

Q. 1992年のセンター試験の問題についてです。
 第2問 Aの問3
 She had a dream of becoming a movie star even though she didn’t know how to ( ) it.
( )に入れる選択肢として② become と④ realizeがあり④のrealizeが正解となっていますが、itをa movie starと考えて②のbecomeを正解とすることはできませんか?itが補語になるケースもあると習ったことがありますが。

A.まず問題のポイントをはっきりさせましょう。つまりitが何を受けているかということです。それを理解するにはitとoneの基本的な語法について確認する必要があります。
itが<the + 名詞>、oneが<a + 名詞>を表現したい時に使用されるのが基本ですが、itにはもう一つ重要な機能があります。それは前に出てきた句や節、あるいは文の内容を受けることができるということです。
 Ex.1 I’d like to go to Europe, but I cannot afford it.(ヨーロッパに行きたいが、余裕がない)
このケースのitはto go to Europeを受けています。このよう場合に使用できるのがitの特徴です。今回の質問の英文中のitもこのケースで説明できます。つまりit = a dream of becoming a movie starということです。
 次に、質問者のいうところの“itが補語になることもある”ということについて考えて見ましょう。一般的にitが補語になるのは希なケースと考えた方がいいでしょう。その例外的なケースとは次のような場合です。
 Ex.2 She was a doctor, and she looked it (= a doctor).(彼女は女医で、またそう見えた)
 Ex.3 She was happy, and she looked it ( = happy).(彼女は幸せで、またそう見えた)
これらは前文の補語(名詞や形容詞)を次文で補語としてitで受けるケースです。また慣用句的な使い方もありますがこれも限定的です。
 Ex.4 This is it.「そこが大事なところだ/いよいよだ」
 Ex.5 That’s it.「それだ/それでお終い」
このように補語としてのitは特殊な例です。ですから今回の問題でbecome it( = a movie star)と考えるのには無理があります。また、もしbecomeを使用するということでしたら、become one ( = a movie star)とするほうが正しい言い方になるでしょう。

 

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