Q.次の英文①と②を、違いが分かるように日本語に直してください。
① I suppose that’s the best way.
② I think that’s the best way.
【解答例】
① それが最善の方法でしょうね。
② それが最善の方法だと私は思います。
☰解説☰
今回はthinkとsupposeの使われる状況の違いについての問題です。
まず覚えておかなければいけないことは、両者とも「~だと思う」という意味ではありますが、自分の意見を述べる時にはsupposeは使わないということ。つまりsupposeは自分の意見というよりも「周りの状況や流れからそうだろうと考える」とか「少し確信は持てないけれどそう思う」という時に使うものだと考えるとしっくりします。ですから上の英文①の意味は「(状況からして)それが一番良い方法でしょうね。」となり、英文②の意味は「(私の意見として)それが一番良い方法だと思う。」ということです。
またsupposeにはbe supposed to ~(~することになっている)という使い方がありますが、これはsupposeの特徴をよく表しています。これは似た表現のbe going to ~と比較するとさらに違いがはっきりします。be going to ~が「確実に~することに向かっている」という意味であるのに対して、be supposed to ~は「状況として~することにはなっているけれど、どうなんだろう?」というふうに実際は「~しない」可能性をも含む表現になります。以下例文で確認してください。
Ex.1 She is supposed to be here at nine.
「彼女はここに9時に来ることになっています(でも来るかなあ~)」
Ex.2 She is going to be here at nine.
「彼女はここに9時にくる予定です(きっと来る)」