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入試英語“これわかるかな”シリーズNo.35

2022.05.21

Q.次の英文①と②の意味の違いが分かるように日本語に直してください。
 ① It is strange that he should know that.
 ② It is strange that he knows that.

解答・解説

【解答】
   ① 彼がそのことを知っているとすれば、それは不思議なことだ」
 ② 彼がそのことを知っているのは(事実だけど)、不思議だ」
☰解説☰
①の英文は入試英語でよく見かける、いわゆる<It is+形容詞+that ~ should>構文です。この時のshouldは「推定のshould」と言われるもので、①の文で言えば「彼がそのことを知っているかどうか」について話し手は推測で言っているということで、「(仮に)彼がそのことを知っているとすればそれは不思議なことだ」という意味です。一方②の話し手は「彼がそのことを知っている」ということが前提での言い方になります。つまり「彼はそのことを知っているけれども、それは不思議なことだ」という意味です。次の例文でもう一度確認してみましょう。
 Ex.1 “ It is surprising that he should say so.” “ Are you sure he really says so? ”
   「彼がそう言っているとすれば驚きだ」「本当に彼はそう言ってるの?」
 Ex.2 It is surprising that he says so.「彼がそう言っているけど驚いたねぇ」
Ex.1を見てもらえばshouldの意味がはっきりしてくるのではないでしょうか。またEx.1のような感情を表す形容詞が来た場合には、このshouldのことを「感情の強調のshould」と言うこともあります。いずれにしてもここでのshouldは事実を述べるというより“うそでしょう!”的な部分を持っているということです。
ちなみに、このようなIt is+形容詞+that ~ should(推定・感情の強調)の構文をとる形容詞は次の二グループです。
1) 事の是非を表す形容詞
  appropriate good natural right wrong
2) 話し手の感情を表す形容詞
  amazing strange surprising disappointing regrettable sad

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