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入試英語“これわかるかな”シリーズNo.39

2022.06.01

Q. 下の英文①と②でcome toの使い方が正しいのはどちらでしょうか。
① I came to run in the park every day.「私は毎日公園を走るようになった」
② You will come to like Tokyo soon.「あなたはすぐに東京を好きになるでしょう」

解答・解説

【解答】 ②
☰解説☰
今回はcome to doの使い方に関してのクイズです。
辞書や参考書には「come to の後ろには状態動詞がくる」と書かれたりしています。例外はあるものの原則としてそのように考えるべきだと思います。「状態動詞」というのは、その行為の“起点”が曖昧であるという特徴があり“そういう状態になった”という時にはcome toやget toなどが必要になります。
 Ex.1 We knew each other in college.
 Ex.2 We came to (got to) know each other in college.
Ex.1は「私たちは大学時代にお互い知り合いだった」という意味で、「大学時代に知り合った」とはなりません。これが「状態動詞」の特徴で、「知り合った」であればEx.2のようにcame to (got to) knowとしなければなりません。ということで、今回のクイズは「状態動詞」likeを伴う②が正解です。また、上で“例外もある”といいましたが次のようなケースがそれに当たります。
 Ex.1 Nuclear power has come to play an important role in modern industry.
  「原子力は近代産業で重要な役割を果たすようになった」
このように「一定の期間の経験から~するようになる」という含みがある場合には、「状態動詞」以外の動詞でもcome toが使えるケースがありますが、今回のクイズの①はこのケースには当たりませんので、別の表現をとるべきでしょう。例えば次のような形です。
 Ex.2 I began to run in the park every morning.
ちなみに、日本語では「~するようになる・~になる」という表現がよく使われますが、多くの場合come toが使えなかったりします。例えば、自分の努力で「~する(できる)ようになる」という時にはcome toではなくlearn toを使うことになります。
 Ex.3 He learned to swim.「彼は泳げるようになった」
例外はあるにしても、基本的な考え方としては、「~するようになる」という意味を表す場合、「状態動詞」にはcome to ~、「動作動詞」にはbegin to ~で、努力や練習して「できるようになる」場合にはlearn to ~と覚えておいてください。

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