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入試英語“これわかるかな”シリーズNo.44

2022.06.11

Q. 次の英文①と②の意味の違いが分かるように、まず日本語に直してください。さらに①と②の英文を疑問文に直してみてください。
 ① We had better go back home.
 ② We should go back home.

解答・解説

【解答】
  <意味>
 ① 私たちは家に戻った方がいい(もどらないとまずい)。
 ② 私たちは家にもどるべきだ(もどったほうがよさそうだ)。
 <疑問文>
 ① Hadn’t we go back home?
 ② Should we go back home?
☰解説☰
今回は、「~したほうがいい・~すべきだ」という意味でのhad betterとshouldの意味領域についての問題です。
まずhad betterとshouldの意味について、皆さんは学校でhad betterは「~したほうがいい」、shouldは「~すべきだ」と習ってきたかもしれませんが、これだとどの程度の「強制性」なのか、どういう意味の違いがあるのかよく分からなかったはずです。そのため「~したほうがいい」はhad betterを「~すべきだ」はshouldを自動的に思い浮かべて来たことと思います。しかし両者の使える状況にはかなりの違いがあります。これは上①と②の英文を疑問文に直してみると、それが見えてきます。
 Ex.1 Hadn’t we go back home?(①の疑問文)
   「私たちは帰らなくていいのですか(帰らなくても大丈夫なの)」
 Ex.2 Should we go back home?(②の疑問文)
   「私たちは帰るべきですか」
このように②は一般的な疑問文になっていますが、①のhad betterの疑問文は否定の疑問文という形になるのが普通です。このことから分かることは、shouldよりhad betterのほうが“強制性”が強いということです。shouldは“そうしなくてもいいけど、したほうがいい”程度の強制性で、しかも目上の人にたいしても普通に使えるものです。しかし、had betterはEx.1でも分かるように、“もしそのようにしないと、何か不都合がおこりますよ”というのが真意です。ですから“命令に近い強い言い方”と言えます。

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