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アレコレつまみ食い国語-古典文法マスターへの道⑤-

2015年5月6日

うっかり見落としがちな品詞分解の落とし穴を、今日は紹介します。

 

野分のあしたこそをかしけれ。

(訳: 野分の翌朝は趣深い。)

 

この文章をどのように品詞分解しますか?

一見のイメージでこのように分けてしまう人をよく見かけます。

野分 / の / あした / こそ / をかし / けれ

 

「をかし」は形容詞、「けれ」は過去の助動詞「けり」の已然形。

しかし、「けり」の接続を思い出してください。助動詞「けり」の上にくる語はすべて「連用形」になるはずです。

ここで「をかし」の活用を見てみましょう。

 

       未然      連用      終止     連体       已然       命令

をかし| をかしく   をかしく    をかし  をかしき   をかしけれ

       | をかしから  をかしかり               をかしかる                    をかしかれ

 

形容詞の活用は二段あり、助動詞に接続する場合は「をかしから…」から始まる活用を使います。そうすると、もし例文の「けれ」が助動詞「けり」の已然形だった場合、このようになるはずです。

 

野分 / の / あした / こそ / をかしかり / けれ

 

「けり」が連用形接続の助動詞だという判断をする限り、「をかし / けれ」という品詞分解は成立しないのです。

よって、「をかしけれ」は助動詞「をかし」の已然形という判断が正解となります。

 

野分 / の / あした / こそ / をかしけれ

 

「けれ」というワードをみるとつい助動詞「けり」のイメージが先行しますが、きちんと品詞分解し、判断してください。その判断を誤ると、「けれ」の部分を過去で訳してしまい、誤読が生じます。

ひとつひとつの知識を繋げるための文法学習です。意識して行いましょう。

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