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受験英語教えて110番 No.38 「challenge(挑戦する)の使い方」

Q. 先日、英作で「今年の冬、スノボーに挑戦しました。」を① I challenged snowboarding this winter.と書いたら② I challenged myself to snowboarding this winter.と直されました。challenge(挑戦する)の使い方が分かりません。

解答・解説

A.日本語ではちょっとしたことでも、初めて何かをする時には、気安く“チャレンジする”と言いますが、英語のchallenge(挑戦する)を使用する場合には注意が必要です。名詞のchallenge(挑戦)は日本語と同じように使える場合がほとんどで、例えばThis is a challenge to democracy.「これは民主主義への挑戦だ」のようにとくに問題は生じませんが、動詞のchallenge(挑戦する)は使い方がちょっと違います。次の例文を見てください。
 Ex.1 She challenged me to have a fight [ to fight].(彼女は私に喧嘩を売ってきた)
 Ex.2 His study challenged the traditional superstitions.(彼の研究はその昔からの迷信に疑問を投げかけた。)
動詞のchallengeについては上の二つの使い方が主流です。一つ目の使い方(Ex.1)は「人に~する気を促す」、二つ目(Ex.2)は「~に異議を唱える」ということで、日本語のチャレンジとは基本になる考え方が違います。まずはこの二つの使い方をしっかり覚えておいてください。 ちなみにQの①の英文を強いて日本語に直すとすれば、「彼女はスノーボードをすることに異議を唱えた」という意味になって、言おうとしていることと反対の内容になってしまいます。
 要するに、動詞のchallengeについては、日本人の多くの人が思っているようなchallenge ( to ) ~ =「(~すること)に挑戦する」とはならないということです。しかも英語のchallengeは“言葉の持つ重み”という点からしても、日本語でよく言う“チャレンジ”ほど“軽い言葉”ではなく、どちらかと言うと気軽に使える言葉ではありません。日本語で“~にチャレンジする”と言う時のほとんどの場合が、try(試してみる)を使った方がしっくりくるはずです。ですから、上のQの②についても、確かにchallenge oneself to ~(~に挑戦する)という言い方はありますが、このケースでは簡潔にI tried snowboarding this winter.としたほうが“しっくりと”くるのではないでしょうか。

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