Q.次の①②の英語の( )の中に:(コロン)か;(セミコロン)のいずれかを入れてみてください。
① I have three kinds of pets at home ( ) a dog, birds, and hamsters.
「私は家で3種類のペットを飼っています、犬と鳥とハムスターです」
② Be careful (of) what you say ( ) your message could be misunderstood.
「発言には気を付けてね、誤解されることがあるから」
【解答】① :(コロン) ② ;(セミコロン)
☰解説☰
今回は、普段見過ごされ易いコロンとセミコロンの使い方についての問題です。
コロンについては日本語の「書類」や「お知らせ」などでも結構日常的に我々日本人も無意識に使っているものです。その使い方は、基本的には英語でも同じだと考えていただければ良いかと思います。例えば、次のような場合です。
TEL:03-2345-6789 / URL:www.yobiko.co.jp / 9:33(時間)
ここでのコロンは何を表しているかということですが、実は、いずれもコロンの前の項目についてコロンの後で詳しく説明しているということなのです。つまりコロンの基本的な使い方は、後ろで前の項目について詳しく説明するときに使う記号、「つまり」という意味です。
Ex.1 There was only one question left to answer: why had she married him?
「質問し残したものが一つだけありました、それはなぜ彼女が彼と結婚したのかと言うことです」
次にセミコロンですが、セミコロンは基本的には接続詞の代わりに使用します。
Ex.2 I have a bad foot; I can’t run today. ⇒I have a bad foot, so I can’t run today.
「僕は足が痛いので、今日走れないよ」
またセミコロンはカンマの代わりに「強意のカンマ」としての使い方や、カンマが続くことでの混乱を避けるために、カンマの代わりに使ったりすることもあります。しかし基本は「コロン(:)は後ろで「詳細を説明する時」に使い、セミコロン(;)は「接続詞の代わりに使用する」ということです。