newsロバみみ広場

解答・解説

【解答】　②　⑤
☰解説☰
今回は＜It is＋形容詞＋for人to do＞から＜S is＋形容詞＋to ~＞への書き換えができる形容詞とその条件についてのクイズです。
ほとんどの形容詞が、＜It is＋｢形容詞｣＋to do＞から＜S+be＋｢形容詞｣＋to do＞への構文の書き換えができ、しかも意味の変化はありません。この時注意が必要なのは、Itの代わりに不定詞の意味上の目的語を持ってくる時に限られるというのが原則です。
　Ex.1　It is difficult for me to read this book in a day.
　　　「私にはこの本を１日で読むのはむずかしい」
　　⇒〇　This book is difficult for me to read in a day.
　　⇒×　I am difficult for me to read this book in a day.
この原則から、まず②は間違っているということになります。また上でも触れましたが、ほとんどの形容詞でこの構文の転換ができるのですが、例外として一部できない形容詞があります。上の④にあるpossibleもその一つです。impossibleができてpossibleができないということに特に注意を払う必要があります。ですから⑤も間違っているということになります。他にもimportantやnecessaryはこの構文の転換はできません。
　 Ex.2　It is important for us to know the truth.「私たちがその真実を知ることは重要だ」
　　　⇒×The truth is important for us to know.
このような例外は覚えておく以外はありませんが、possibleについては⑥のような例外の例外ということがあります。
　Ex.3　It is hardly possible for us to swim across the river.
　　「私たちがその川を泳いで渡るのは不可能に近い」
　　　⇒〇　The river is hardly possible for us to swim across.
これはどういうことかと言いますと、possibleにnot, hardly, barelyなどの否定語・準否定語が伴う場合にはimpossibleと同様の扱いになるということです。ですから⑥は正解になります。