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英語「意外と落とし穴」シリーズNo.28
Q. 次の英文①と②で、明らかに間違っていると言えるのはどちらでしょう。
① She said he had arrived here two hours ago.
② She said he arrived here two hours ago yesterday.
解答・解説
【解答】②
☰ 解説 ☰
今回は、学校ではあまり教わらない ago の特別な使い方 に関する問題です。
結論を述べる前に、まず ago と before の基本的な使い方を確認しておきましょう。
多くの方が学校で習ったのは、次のような説明だったと思います。
• ~ ago は「現在」を基準にして、どのくらい前のことかを表す。
• ~ before は「過去のある時点」を基準にして、そこからどのくらい前かを表す。
これは基本的に正しい説明です。例文で確認してみましょう。
Ex.1
I saw him a week ago.
「私は1週間前に彼に会った。」
Ex.2
Yesterday, I heard that Mary had written that letter a week before.
「昨日、私はメリーがその手紙を1週間前に書いたと聞いた。」
Ex.1 では、「今日(現在)」を基準にして1週間前なので a week ago を使います。
Ex.2 では、「昨日(過去)」を基準にして1週間前なので a week before になります。
これが ago と before の基本的な考え方です。
では、今回の問題に戻りましょう。
①と②はいずれも、原則だけで考えれば、「She said(彼女は言った)」という過去の時点が基準になるため、本来なら before を使うべきだと考えることもできます。その意味では、どちらも誤りのように見えるかもしれません。
しかし、状況によっては①は正しいと言える場合があります。
たとえば、「She said(彼女は言った)」が数分前の出来事だったとします。その場合、「he had arrived here(彼がここに到着した)」の時点は、今この瞬間から見ても「2時間前」にあたります。つまり、現在を基準にしても two hours ago と言える状況であれば、two hours before にする必要はないのです。
一方、②の
She said he arrived here two hours ago yesterday.
は、「two hours ago」と「yesterday」が同時に使われており、時間の基準が二重になってしまっています。このため、文として明らかに不自然であり、誤りと判断できます。
結局のところ、言葉(英語も含めて)は「現実の状況」がすべてを決めるとも言えます。文法の原則は大切ですが、それ以上に「どの時点を基準に話しているのか」という時間感覚が重要なのです。
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